〜腹下り人生 高2編〜



おいらの人生2度目のピンチは高校2年の春でした。

高校時代は片道26`をトレーニングの為に自転車通学してました。(←自慢)



でも、あの時はたまたまバスで行った日でした・・・。今思えばこれも俺の情けない運命なんだなと・・・。







うちはかなり田舎にあるんですよ、それで高校まではバス2路線使うんです。

地元から小樽駅までまず行き、その後に市内線に乗り換えるんです。

で、バスに乗ってからは小樽駅まで行くんですが約50分かかるんです。

その日の朝俺はちょっとお腹に違和感があったんですけど、なにせ時間がなかったんです。

高校時代は比較的真面目(←重要)で皆勤賞も狙ってたんでどうしても遅刻はしたくなかったんですよ。(結局風邪を引いて皆勤はのがしました・・・。)



ここでの選択がまず第一の失敗でした。



それがピーピー地獄への一歩になろうとは知る由もなく・・・。







バス停につくと同級生がおり、話をしている内にバスがきて俺たちは一番後ろに座りました。

乗って5分もしない内に2人とも眠り始めてました。



寝始めてすぐに、おいらは激しい腹痛で目が覚めました。

きちゃいました・・・。朝の違和感、やっぱりきちゃいました。



「やばっ、キクタカピ〜〜ンチ」などと思う余裕もなく、額にはどんどん脂汗が出てきました。

まだ出発して10分しかたってないし、降りるまで後40分あります。



「よし、降りよう。そしてコンビニへGOだ!!」と思った瞬間

お腹の痛みが嘘のように消えていきました。


「あ〜助かったぁ〜。このまま後は寝てしまえば大丈夫だべ!!」(←大馬鹿野郎)





今思えばなんて安易な考え・・・。


波は徐々に大きくなってくるのものと言う事も考えずおいらはまた眠りへ・・・。





30分位眠ってたでしょうか、段々バスが混んできておいらは目が覚めました。

気が付くと、もうバスは満員でギュウギュウ詰めです。

そこで俺はふと考えました。



「お腹痛くなったらどうしよう・・・。と」



間違いなく全員終点まで行く方々です。満員のバスの一番後ろから途中で降りる勇気なんておいら持ってません。(超小心者)



「よ〜し、頼むぞ俺の腹!!なんとか持ちこたえてくれよ!!」


と念じまた目をつぶりました。



が、しかし・・・。













































きました。今世紀最大のBIG WAVEが・・・。




さっきまではあんなに穏やかだったのに、いきなりの大波です!!

またまたおいらは全身の毛穴が開きまくりです。汗だらだらです。



まだ春だったので学ランを着ていたからベルトどころかズボンのボタンも開放しました。

辛さの比は中2ところではなかったです。(当社比)




それこそ・・・。














































「俺なんでこんなに我慢してるんだ??もらしたらすげ〜楽じゃん」(えへへ)



これが江戸時代なら











































「もらすなら〜、もらしてしまえ〜、ホトトギス」

と絶対歌ってたはず。



そんなアホな事を考えてしまうほどの限界点だったんです。

しかも横では友達が気持ち良さそうに寝ています。その安らかな顔といったら殺意すら覚える程の苦しみです。



でもね、 神は俺に舞い降りたんです!!



なんと奇跡的 に大波が引いていったんです。



おぉ〜〜便所紙よ〜 神よ〜ありがとぉ〜。

まじで我慢した甲斐がありましたよ。

約50名の前で生き恥晒さずにすみました!!



そして無事終点小樽駅前に着き、友達に先に学校に行っててもらい俺は小樽駅にボタンの止まってないズボンを押さえながら向かいましたよ。



そして、一目散に個室に飛び込み・・・。



ブリブリッ・・・。



(以下自主規制)










あぁ〜〜、生きてるってすばらしぃ〜〜、と思いながら今まで俺を苦しめていた子供達を一気に流しましたよ。



そして、「あぁ〜、スッキリ!!」と思ったのもつかの間・・・。









































が〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!(冷や汗)














































トイレットペーパーがないんですが・・・。(大泣)


















そうなんです、駅のトイレは無いんですね、トイレットペーパーが。。。



おいらは工業高校に通うアホな男です。ティッシュなんて持ってるわけがありません。

うろたえましたよ。しゃがみながらカバンの中一生懸命探しましたよ。

もちろんノートや教科書は学校に置いてっているのであるわけがありません。



が、しか〜し、神はまた舞い降りてきました。



前日配られた国語の宿題が学ランのポケットに入ってたんです。



さ○き先生ありがとぉ〜〜!!(ちゅっ)



でもでも、さすがに迷いました。

だってね国語の先生って言うのは普段は優しいんですが怒ると手がつけられない先生だったんですよ。

悪い事に忘れ物に関してはムチャ厳しい先生だったんです。



俺の選択肢はその時点で3つありました



@国語のプリントで拭く

Aパンツで拭く(この場合替えのパンツは勿論なし)

B拭かないでそのまま過ごす




もちろんBはすぐ却下じゃないですか?え、お前ならやりそうって??今ならね!!(違)

で、Aも勿論やばいっすね。だってその日は体育もあるし部活もありますからね、みなの前でフルチンはさすがに・・・。

で結局は





































国語のプリントで拭きましたよ(えへへへ)



怒られる事を恐れずにね!!俺って勇者??まぁそれしか方法がないと言うのはおいといてね



そうして俺は地獄の時を乗り切りました。



あれは俺の腹下り人生最大のピンチだったと思います。(遠い目)

あの時我慢せずに出してたら俺はもうこの世からいないかもしれません。

本当に心底自分で自分を褒めてあげたいです!!(二度目)



ここでの教訓は目先の皆勤賞 物にこだわるなって事です。

あとね、




































JR北海道、ゴラ〜ッ!!!個室にティッシュの自販機つけろっちゅうねん!!






お腹大切にネ!!みなさん(ちゅっ)





追伸:国語の先生にはたっぷり怒られました・・・。(大泣)




終わり







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